先日更新されましたver1.2.0で限界突破に関する仕様変更があり、今までの育成方法が通用しなくなりした。本記事ではその仕様変更に合わせた最新の育成方法をご案内します!
ver1.2.0で限界突破はどう変わったのか
まず最初に、ver1.2.0で仕様の変わった限界突破についてです。公式のお知らせには、
■限界突破時のスキル引継ぎ
限界突破を実行したとき、消滅側のスキルの状態をそのまま引き継ぐようになりました。スキル継承したスキルを含めた所持している全スキルと、それらの習得状況がすべて引き継がれます。
とあり、中でも重要なのは「スキル継承したスキルを含めた所持している全スキル」と「習得状況」が限界突破で引き継げるようになったという事です。これにより、今まで出来なかった同じ英雄間でのスキル持ち越しが出来るようになりました。
新しい育成方法
まずは今までの育成方法
ここでは☆5のニニアンを参考にします。従来の育成方法は1体の強個体:Aにスキル継承後、同じ英雄:BCDをAに限界突破させてSPや+を稼いでいました。そしてこの育成方法では最終的に手に入るSPは120×3で合計360と微々たるものでしかありませんでした。
そして新しい育成方法では、手元にある英雄のレアリティに応じて3パターンに分かれるため順番にご紹介します。
新しい育成方法パターン①
☆5しか手元にない、☆5しか存在しない英雄の場合(例:アクア、ヘクトルなど)
これは非常に簡単です。
①従来のようにAにスキル継承するのではなくBにスキル継承
②BのLv上げを行い、キレイにSPを使い切るようにスキルを習得
③ある程度SPを使い切ると次はBを消滅側、Cを育成側にして限界突破
この限界突破の際に、ver1.2.0で追加された「スキル習得状況の引き継ぎ」が発生しますので、CはLv1でありながらスキルの習得状況はBと同じ状態になります。この時SPを余らせていると限界突破時に消滅してしまいますので、どこまでスキルを取れるか確認しながらLvを上げましょう。
この育成方法によるメリットは、英雄の「+」を重ねていく事で従来よりも限界突破時のSPを多く受け取れる事にあります。
※消滅側のレアリティ毎に限界突破時にもらえるSPに違いがあります。
消滅側 | ☆1 | ☆2 | ☆3 | ☆4 | ☆5 |
---|---|---|---|---|---|
もらえるSP | 10 | 20 | 40 | 80 | 120 |
下の画像は手元に複数あったツバキで実験してみた結果です。
☆3の「+無」同士を限界突破させると、左のように「+1」「SP+40」となります。次に「+1」を「+無」に限界突破させると、右のように「+2」「SP+80」となります。
これを繰り返す事で最初のニニアン4体の限界突破後の最終段階でもらえるSPが「SP+360」、合計で「SP+720」と従来よりもかなりSPが入ります。
さらにメリットはこれだけではありません。各BCDのLvアップ時のSPボーナスを受け取れるため、よほどの事がなければSP消費の激しい武器や奥義であろうが習得できます。
また、Lvアップ時に受け取れるSPボーナスはレアリティとLvによって以下のように分かれています。
各Lv毎のSP | ☆1 | ☆2 | ☆3~5 |
---|---|---|---|
Lv2~10 | 2 | 4 | 6 |
Lv11~20 | 4 | 8 | 12 |
Lv21~30 | 6 | 12 | 18 |
Lv31~40 | 8 | 16 | 24 |
各Lvまでの合計SP | ☆1 | ☆2 | ☆3~5 |
---|---|---|---|
Lv10 | 18 | 36 | 54 |
Lv20 | 58 | 116 | 174 |
Lv30 | 118 | 236 | 354 |
Lv40 | 198 | 396 | 594 |
修練の塔などでさくっとLv20に上げてしまうだけで200近いSPの差が出るため、時間に余裕があり、手持ちの英雄が少ないようであれば出来る限りLvを上げて、より多くのスキルを習得してからの限界突破が良いです。ただし、限界突破時にはSPを消失してしまいますので、必ず取る予定のスキルを計算しながらLv上げをしましょう。
新しい育成方法パターン②
☆5と☆4のレアリティが存在する英雄の場合(例:カミラ、エルフィなど)
これは英雄の翼に余裕があるかないかで分かれます。まずは一般的な、英雄の翼を節約する方からご説明します。
まず、☆4などの下位レアリティで強個体ではないBにスキル継承させます。パターン1でもあったようにLv上げを行い、ある程度SPを使い切りスキルを習得した後、Cへ限界突破します。その後CからEまで下位同士→下位から上位→上位同士と限界突破を重ねます。そして最後に、☆5にしてあるAへ限界突破します。また、手持ちによって☆4と☆5の数が変動すると思いますが、その分BCやDEを増減すれば良いだけなので順番に変わりはありません。
では、もう一つの英雄の翼に余裕があり、あまり一般的ではない方をご説明します。
これは存在する☆4を全て☆5にし、パターン①と同じ方法で限界突破させていくやり方です。最終的には「+」なども高く付くのですが、英雄の翼の消費が激しいため、あまり一般的とは言えずオススメできません。
新しい育成方法パターン③
☆5が存在せず(ピックアップを除く)☆4以下のレアリティが存在する英雄の場合(例:オリヴィエ、ニノなど)
これは☆5が存在しないため、限界突破時のSPボーナスが低く、スキル習得の多くをLvアップ時のSPボーナスに頼ることになります。
まず最初に☆4であるEにスキル継承でスキルを集めるのですが、Eが☆4なのには理由があります。これはスキル継承と限界突破を合わせた裏ワザのようなものになるのですが、上位から下位へ限界突破する事で、下位では制限がかかっていたり未習得のスキルを最初から装備することができるようになります。
手元にあったヴィオールで実験してみました。
こちらは☆1ヴィオールのスキル一覧になるのですが、武器や奥義に関しては初期以外装備する事が出来ず、Lv上げがかなりやり辛い状態です。しかし、最初に☆4ヴィオールから限界突破してもらう事でこのようになります。
本来なら装備どころか習得すらできないはずの『銀の弓』と『星影』を習得・装備出来ています。
これはver1.2.0で仕様変更のあった部分の影響で、習得しているスキルどころか未習得のスキルまで引き継がれますので、本来なら制限のかかっているはずの『流星』やその他のパッシブスキルもSPさえあれば習得可能な状態で引き継がれています。
つまり、この☆1ヴィオールはスキルだけは☆4という、いわゆる「強くてニューゲーム」のような状態になっています。さらにEでスキル継承し、ある程度育てているため、攻撃的なパッシブも揃っており、通常の☆1なら躓いてしまう、Lv20以降のLv上げもかなりやりやすくなります。
良いことだらけではなくデメリットもある
それは、最後に限界突破を重ねる際に☆4の数が1つ分減ってしまう事です。例えば4体の☆4がいた場合、「SP+80→SP+160→SP+240→SP+320」この最後の部分が無くなってしまうと考えるとそれなりに大きいです。
結論として
このパターン③での育成方法の場合、Aを含まない☆4が3体以上手元にあるのであれば、下位への限界突破は行わない方が良いという事です。
あくまでこれは手持ちが少ない場合にいかにLv上げボーナスでSPを稼ぐかという方法になりますので、手持ちの多い場合は通常通り、
- 間にLv上げを挟みつつBをCへ限界突破(☆3同士を重ねる)
- CをDへ限界突破(☆3を☆4へ重ねる)
- DをAへ限界突破(☆4同士を重ねる)
- Aを☆5へ覚醒させて完成
で問題ありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
効率的にやろうとすると非常に複雑ですが、基本的に強個体への限界突破を最後にして、下位から限界突破を重ねていく、限界突破の際にSPは消失する、とだけ覚えて頂ければ大丈夫です!見方を変えると、引き継げないSPをスキルに変換して引き継いでいるという考え方もできます。あとは出来るだけ消費する英雄を減らすことで、もし新しく良いスキルが来た時にも対応できるようになりますのと、SPは余らせる勢いで取っておくと安心できます。
ちなみに、すでにスキル継承を行ってしまい、SPが足りない状態になっている方は、二重でコストがかかってしまいますが、同じ下位の英雄にもう一度スキル継承、習得させた後に、メインの英雄へ限界突破を重ねれば問題無く引き継げます。
まとめ
これでわかる限界突破・スキル継承の便利なやり方(ver1.2.0対応版)
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