『ファイアーエムブレムヒーローズ』における、☆5排出でなかったり、あまり知名度はないものの意外と使える英雄を紹介して参ります!
今回は以前にご紹介した掘り出し英雄「ニノ」がスキル継承やver1.2.0で大きく影響を受け強力になったため更新しました!
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『魔道の申し子 ニノ』
初登場作品は「ファイアーエムブレム 烈火の剣」になります。
暗殺集団「黒い牙」に所属しており、同組織のリーダス兄弟などに妹のように可愛がられており、また義母であるソーニャからは冷たい態度を取られながらも、血筋の良さから魔道士としての才能を開花させます。
ソーニャからジャファルと共にベルンの王子であるゼフィールの暗殺を命ぜられるも、ゼフィールに感化されジャファルと共に暗殺を断念。それを黒い牙のウルスラ部隊に見つかり、追われることに。しかしエリウッドに助けられ行動を共にするようになります。
性格は純真無垢で努力家なのですが、ストーリーもあってか非常に幸薄で、ゲーム終盤では主人公顔負けの主役力を発揮します。
そのためか人気が非常に高く、今作のヒーローズではその絵の可愛さも相まってすでに使用している方も多いのではないでしょうか?
原作では魔道士として登場していたため、ヒーローズにおいても同様に魔道士として登場しています。
原作での性能は守備以外の伸びが非常に良く、育てれば間違いなく一線級の魔道士になります。しかし、加入が遅い割に下級職に加えてレベルも低いため育成は困難を極めます。
ヒーローズではその点を踏まえてか、HP・守備が比較的低めに設定されておりますが、攻撃に関わるステータスは高めに設定されており、十分に活躍できる英雄に仕上がっています。
FEヒーローズにおける性能
分類・召喚レアリティ
武器種/属性 | 移動 | ★5 | ★4 | ★3 |
---|---|---|---|---|
緑魔/緑 | 歩行2 | × | ○ | ○ |
スキル
武器 | ウインド 威力:4 射程:2 |
---|---|
エルウインド 威力:6 射程:2 | |
グルンブレード 威力:9 射程:2 奥義が出にくい(発動カウント+1) 自分が受けている強化の合計値を攻撃に加算 | |
グルンブレード+ 威力:13 射程:2 奥義が出にくい(発動カウント+1) 自分が受けている強化の合計値を攻撃に加算 | |
補助 | 引き寄せ 射程:1 対象を自分の位置に移動させ、自分は1マス手前へ移動する |
奥義 | - |
パッシブ | A:魔防1 魔防+1 |
A:魔防2 魔防+2 | |
A:魔防3 魔防+3 | |
C:攻撃の鼓舞1 ターン開始時、周囲1マスの味方の攻撃+2(1ターン) | |
C:攻撃の鼓舞2 ターン開始時、周囲1マスの味方の攻撃+3(1ターン) | |
C:攻撃の鼓舞3 ターン開始時、周囲1マスの味方の攻撃+4(1ターン) |
相手を選ばず高火力を叩き出せる『グルンブレード』
基礎威力が13と比較的高く、さらに自分が受けている強化の合計値を攻撃に加算するという特殊な効果を持つ『グルンブレード』を所持しており、サポート次第ではかなりの攻撃になります。
ちなみに、この「強化」というのは、応援、鼓舞、武器などの効果によるもののみです。
紋章やパッシブAによるものはカウントされません。
さらに、攻撃の強化値に関しては少し特殊で、通常通りの計算に加え、『グルンブレード』の加算にも計算されますので、+4の場合は実質+8になります。
スキル継承でさらに使いやすく高火力に
今まではパッシブCなどにバフを持つ英雄とセットでないと運用が難しかったですが、スキル継承により自由にスキルの付け替えができるようになったため、どの英雄でもパッシブCに鼓舞を持てるようになり、自由度と火力が格段に上昇しました。
アタッカーとして優秀な攻撃と速さ
主に敵の殲滅を役割とする魔道士に良く合ったステータスをしており、中でも速さに関しては英雄全体から見てもかなり上位に位置しており、トップとの差はわずか3です。
さらに攻撃に関しても平均より上に位置しているため、『グルンブレード』のバフ火力と合わさり、相性の悪い相手であろうが魔防が低いと一撃で倒してしまう事もあります。
これだけのスペックなのに入手機会が多く育てやすい
武器、ステータスと非常に優秀なニノですが、実は過去に1度ピックアップで☆5があったのみで、通常は☆3と☆4が存在するため、☆5のみの英雄に比べて入手機会の多い英雄になっています。下位のレアリティが存在し、入手機会が多いということはスキルビルドもやりやすくなるという事です。
詳しいやり方は下記を参考ください
【必見】これでわかる限界突破・スキル継承の便利なやり方(ver1.2. 0対応版)
アタッカーに人気の『攻め立て』『献身』のコンボ
もしスキルビルドを行うのであれば、攻撃と速さの高いニノに非常に良く合った『攻め立て』と『献身』のコンボをオススメします。『攻め立て』の強さは言わずもがな、追撃を出すための速さも申し分ないため、パッシブAで速さを補強すれば誰も止める事はできないでしょう。さらに、HPの平均値も33と低めなため、『攻め立て』の発動条件である「HP75%以下」を『献身』1回で安全に満たす事ができます。
奥義が空いているものの最優先ではない
完成されたニノは通常攻撃でそのほとんどが片付いてしまうのに加え、『グルンブレード』の効果により奥義のカウントが1増えてしまいますので、ガシガシ殴り合うかハイレートな奥義でない限りそうそう撃つことはできません。ですので奥義を無理に埋める必要もなく、他のスキル習得を優先させた方が良いです。
育てるなら速さ↑の個体、攻撃↑もアリ
最近はスキル継承により速さをブーストしている英雄も多いため、素の状態では追撃を飛ばせない事もありますが、速さ↑の個体であれば対応の幅が広がり、より活躍できるようになります。しかし、パッシブAで速さをブーストするのであれば攻撃↑の個体も十分に活躍できます。
オススメスキル継承候補
補助 | 『献身』 射程:1 対象のHPを10回復し、自分のHPを10減少 |
安全に『攻め立て』の条件を満たせる必須スキル。 |
奥義 | 『竜裂』 【3ターン】 攻撃力+30% |
元々高い攻撃力をさらにブーストさせ、相性の悪い相手にも一撃必殺の攻撃を通せます。 |
『月虹』 【2ターン】 敵の守備、魔防-30%扱いで攻撃 |
これは元々攻撃の低い英雄がダメージを出すための奥義ですのでニノとの相性はそこまで良くない。しかし、微妙に届かないあと一歩やハイレートで撃てる点に魅力アリ。 | |
A | 『獅子奮迅3』 攻撃、早さ、守備、魔防+3 戦闘後、自分に6ダメージ |
戦闘回数の少ない後衛向き。ただし速さ↑の個体以外にはオススメできない。 |
『死線3』 攻撃、早さ+5 守備、魔防-5 |
アタッカーとしての特性をさらに伸ばせる優良スキル。 | |
『鬼神飛燕の一撃2』 自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃、+速さ+4 |
どうしても打たれ弱さが気になってしまうアナタにはこちら。ただし入手難易度高。 | |
『飛燕の一撃3』 自分から攻撃した時、戦闘中の速さ+6 |
追撃に必要な速さを補強する。 | |
B | 『攻め立て3』 自分のHPが75%以下で、自分から攻撃した時、追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃を行う |
むしろこれ以外に選択肢がないほどにマッチしたベストスキル。 |
C | 『鼓舞系』 ターン開始時、周囲1マスの味方の〇〇+4(1ターン) |
近くに置く英雄に合わせてパーティに足りない鼓舞を覚えさせるとベター。 |
『死の吐息3』 自分から攻撃した時、戦闘後、敵の周囲2マスの敵に7ダメージ |
後方にも撃ちこめるため意外と削りにもなる。 |
他英雄との比較
Lv40平均 | ニノ | ルキナ | リンダ |
---|---|---|---|
HP | 33 | 43 | 35 |
攻撃 | 46 | 50 | 49 |
速さ | 36 | 36 | 39 |
守備 | 19 | 25 | 14 |
魔防 | 29 | 19 | 27 |
合計 | 163 | 173 | 164 |
おなじみ剣代表のルキナと青系の魔道士代表リンダを並べてみました。ルキナを引き合いに出したのは特に意味はありません。
ニノの場合どの英雄にも言える事なのですが、鼓舞などのバフがない限り確殺を取ることはできません。中でも攻撃と速さのバフは非常に重要で、その二つがあればどちらにも打ち勝つ事が出来るようになります。
総評
相手に依存しない高火力を持っていますので、どんな相手でも一定以上の活躍が期待でき、不利に対しても削りどころか場合によっては倒してしまうほどのスペックを秘めています。
さらに今まではバフのサポートを必要とする面はデメリットになっていましたが、スキル継承により鼓舞持ちを増やす事が出来るようになったため、以前に比べてそこまで大きなデメリットではなくなりました。
そして鼓舞持ちを増やしやすいという事は、その分『グルンブレード』の火力も上げやすくなっているため、今まで微妙に倒せなかった相手も倒せるようになっています。
良い個体のニノがいるか、緑系の魔道士をお探しであれば育ててみてはいかがでしょうか?
まとめ
掘り出し英雄vol05.1 全方位特効『魔道の申し子 ニノ』
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