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掘り出し英雄vol06 不可侵鉄壁『グラの王女 シーマ』

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『ファイアーエムブレムヒーローズ』における、☆5排出でなかったり、あまり知名度はないものの意外と使える英雄を紹介して参ります!

第六回目は、守備・魔防共に最高峰の防御力を誇る『グラの王女 シーマ』です!

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『グラの王女 シーマ』

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初登場作品は「ファイアーエムブレム 紋章の謎」になります。
グラ王国の王女であり、思いやりのある人格者で部下や国民から慕われています。
一方、父であるジオルが、母を無理矢理妻にするような卑劣漢であったためか、あまり良い印象を持っていないようでした。
元々、母と共にパレスに隠れ住んでいたのですが、マルス達によりジオルが倒され、後に皇帝ハーディンに見つけ出され、捨て駒のグラ王女として仕立て上げられました。
しかし、捨て駒とわかっていても必死に戦うグラの兵士達を守るためマルス達と戦うことを決意します。
また、金のためではなく自分のために残ってくれたサムソンに好意を抱いており、この戦争終結後は王位を放棄し、彼と共に生きる道を選びました。
鎧の中に母の形見である人形を隠し持っており、これがないと不安になるという儚い一面も持っています。
原作では「ジェネラル」として登場していたため、ヒーローズでも重装として登場しています。
ステータスは全体的に防御面の伸びが非常に良く、守備・魔防共に全英雄中最高峰の数値を叩き出し、双方の合計値に関しては他の英雄を圧倒して堂々の1位を誇っています。

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FEヒーローズにおける性能

分類・召喚レアリティ

武器種/属性 移動 ★5 ★4 ★3
 斧/緑 重装1 ×

スキル

武器 鉄の斧 威力:6 射程:1
鋼の斧 威力:8 射程:1
キラーアクス 威力:7 射程:1
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
キラーアクス+ 威力:11 射程:1
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
補助
奥義 小盾 WT:3
敵の1距離攻撃のダメージを30%軽減
長盾 WT:2
敵の1距離攻撃のダメージを30%軽減
パッシブ A:スヴェルの盾 特効無効
C:守備の鼓舞1
ターン開始時、周囲1マスの味方の守備+2(1ターン)
C:守備の鼓舞2
ターン開始時、周囲1マスの味方の守備+3(1ターン)
C:守備の鼓舞3
ターン開始時、周囲1マスの味方の守備+4(1ターン)

守備+魔防の合計値が全英雄中1位

ただでさえ素ステータスの合計値が高い重装系ではありますが、中でもシーマは防御面がかなり充実しており、守備・魔防それぞれにおいても最高峰を誇り、合計値では他の英雄に大差をつけての1位となっています。
また、HPは重装系にしては低めではあるものの、他の英雄に比べれば十分にあり、速さも普通の英雄に追撃を受けにくいラインを維持しているため場合によっては重装に対して追撃を放つこともあります。

基本的には耐える事。攻撃は他の英雄にお任せ。

防御面が優秀である代わりに攻撃面は非常に平凡で、持ち武器の威力と相まってあまりにも硬い敵に対しては歯が立ちません。
ですので基本的には全て防御に徹し、後続の英雄に倒してもらうのがオススメです。
ただ、元々攻撃自体は最底辺というほどではなく、3すくみ有利や守備の低い相手には十分に攻撃が通りますのでチャンスがあればしっかり殴っていけます。

初期奥義は悪手。早々に入れ替えが必要。

初期奥義の『小盾』『長盾』は一見防御型のシーマと相性が良いように見えますが、実は防御型との相性が非常に悪い仕組みになっています。
説明文にもあるように、「ダメージ」を軽減するものなので、例えば40の攻撃を30の守備で受けた場合10のダメージを受けるところを奥義で30%つまり3軽減して最終7ダメージということになり、奥義で軽減する分としてはかなり微妙なラインです。
さらに、『小盾』『長盾』は1距離の攻撃しか軽減してくれないため、弓や魔道などの2距離攻撃は対象外となってしまいます。

スキル継承の優先度は「奥義>補助=パッシブB>パッシブC」

シーマ自身☆4での排出もあるため限界突破でのSP供給もありですが、やはり計画立てて継承させた方がよいでしょう。
せっかくの『キラーアクス+』を活かすため奥義は第一優先になります。
続いて移動を便利にする補助、空きのあるパッシブB、効果を微妙に感じるのであれば入れ替えるパッシブCになります。
パッシブAはそのままでも十分に利用でき、1段階で取得完了できるためSP節約にもなります。

育成を目指すのであれば防御面↑の個体

壁役としての役割を持たせるのであればそれ以外を考慮せずしっかり目的に合わせて選んだ方がよいです。
そのため多少攻撃面が劣ろうとも守備・魔防どちらか上がる個体で育て始めるのがベストです。

スキル継承候補

武器 『ニンジンの斧+』
威力13 射程1
自分から攻撃した時、戦闘後、HP4
攻撃時に回復できるため耐える事を目的としたシーマとの相性は良い。
威力が2上がる点も魅力。
補助 『入れ替え』
射程:1
自分と対象の位置を入れ替える
空きスペースを必要としない分非常に使いやすく、移動や前に出てしまった英雄の引き込みまで利便性は高い。
『相互援助』
射程:1
自分と対象のHPを入れ替える
致命的なダメージを受けた際に、HP50%75%以下で効果を発揮するスキルを持つ英雄に使用する事で一石二鳥。
奥義 『太陽』
【4ターン】
与えたダメージの50%自分を回復
武器自体がそこまで強力ではなく、30%よりも50%の方が回復率が良いため。
耐えるシーマ用。
『月虹』
【2ターン】
敵の守備、魔防-30%扱いで攻撃
キラーアクスによりハイレートで奥義を撃てるため期待以上のダメージが出る。
攻めるシーマ用。
『遠距離反撃』
敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する
継承元となるヘクトルが非常にレアなため実際やるかと言われればNO。
初期のスヴェルの盾でも十分可。
『守備隊形』
自分のHPが50%以上の時、自分、敵、ともに追撃不可
重装で防御といえばこれ。戦闘における速さの概念を無きものにできる強み。
回復させれる英雄がいれば更に鉄壁に。
『鼓舞系』
ターン開始時、周囲1マスの味方の〇〇+4(1ターン)
近くに置く英雄に合わせてパーティに足りない鼓舞を覚えさせるとベター。
『守備の威嚇』
ターン開始時、周囲2マスの敵の守備-5(敵の次回行動終了まで)
シーマの攻撃が通りやすくなるため奥義の効果アップが期待できる。また、近くに弓英雄を配置するのであれば殲滅アップも狙える。他の英雄で鼓舞が完成しているのであればこちらも一つの手。

他英雄との比較

Lv40平均 シーマ ルキナ 小チキ リンダ ヘクトル
HP 45 43 41 35 52
攻撃 41 50 46 49 52
速さ 25 36 30 39 24
守備 36 25 32 14 37
魔防 33 19 29 27 19
合計 180 173 178 164 184

おなじみ剣代表のルキナ、ブレス担当で小チキ、有利相手としてリンダ、同職のヘクトルを比較してみました。
やはりルキナの攻撃は強烈で『守備隊形』無しで追撃を受けてしまうと確殺を取られてしまいます。さらにこちらの相性も良くないため、もし出会ったら一発耐えて速やかに他の味方英雄に処理してもらいましょう。
小チキに関しては追撃をもらってもギリギリで耐えることができるのですが、最近のスキル継承を考えると安心できません。こちらもルキナ同様の処理対応となるでしょう。
有利に立ち回れるリンダに対しては、3すくみに加え持ち前の魔防で1発6前後しか食らわず、追撃やバフが載っていようが耐えることができ、こちらからは確殺を取る事ができます。
同職のヘクトルに関してはHPや攻撃など大きく負けていますが、魔防で圧倒的に盛り返しており、重装の槍ヘクトル、重装の盾シーマといった風に役割が別れています。

総評

守備・魔防共に全英雄中トップというのを活かしてしっかり壁としてスキルビルドすればかなり頑丈になり、あらゆる攻撃に耐えてくれるようになります。
さらに後ろにリンダなどを配置すれば、ニガテとする赤を任せることができ、『オーラ』の回復効果でかなり耐久力を稼げます。
最近のイベントはきつい配置も多いので、壁役が足りなかったり良い個体をお持ちであれば1人育ててみてはいかがでしょうか?
ただ、☆4からの場合はキラーアクスの威力が7しかないため、後ろにオリヴィエなどを付け、『攻撃の鼓舞』で攻撃を底上げして『踊る』で連続攻撃などしないとかなりキツイです。

まとめ
掘り出し英雄vol06 不可侵鉄壁『グラの王女 シーマ』

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